前回の【KETSUNOPOLIS 8 の感想|いま改めて聴き直してほしいアルバム!】に引き続き、改めてアルバムを聴いていきましょう。
今回は『KETSUNOPOLIS 9』の感想を書いていきます。
先にHMVオンラインにあった商品説明を引用しておきましょう。収録曲も合わせて掲載しておきます。
【商品説明】ケツメイシ、1年7か月ぶりの待望のニューアルバム「KETSUNOPOLIS 9」発売決定!前作アルバム「KETSUNOPOLIS 8」でサウンド、メッセージともに新機軸を切り開いたケツメイシが、満を持してリリースする9枚目のオリジナルアルバム!歌って、踊って、笑って、泣ける、これぞケツメイシ!という楽曲が出そろった最高傑作が完成しました!テレビ朝日系木曜ドラマ「ダブルス~二人の刑事」エンディングテーマとしてスマッシュヒットした「月と太陽」、ゴルフブランドASHWORTHブランドミュージックの「カリフォルニー」、そして灼熱のパーティーチューン「RHYTHM OF THE SUN」ももちろん収録!この夏もケツメイシから目が離せなくなりそう!
【内容詳細】ここに来てまたひとつの開き直りが見えるというか、自分たちのスタイルを再確認したかのように、シンプルな言葉を軽やかなサウンドに乗せてのびのびと歌っている感じだ。コミカルな曲もいい塩梅で訪れるポップな9作目。レゲエ・テイストもちりばめられており、海辺でゆったり聴きたい。(雄)(CDジャーナル データベースより)
【KETSUNOPOLIS 9-収録曲一覧】
01. カリフォルニー
02. FUTARIDAY
03. 逆転の発魂
04. Made in JAPAN
05. RHYTHM OF THE SUN
06. Make & Break
07. アリティー
08. EMERGENCY
09. 中年あるある
10. Just for...
11. 親父のメール
12. それぞれのライフ
13. 少年と花火
14. 月と太陽
15. 嵐が去るまで
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『KETSUNOPOLIS 8』から比べると、またガラッと雰囲気が変わったというか、【内容詳細】にも書かれているように“自分たちのスタイルを再確認”したようなアルバムに鳴っていますね。
完成度の高いアルバムで、雰囲気的には『ケツノポリス7』の時に近いかなと。
ただ、『ケツノポリス7』の頃に戻ったというよりは、さらに一歩前に進んだような感じはします。
例えば、『KETSUNOPOLIS 8』で全面に出てたEDMの雰囲気を感じる『RHYTHM OF THE SUN』のような曲もあるし、昔のアルバムにあったブリッジのような『中年あるある』みたいな曲もある。
昔のケツメイシっぽいアルバムにはなっているけれど、前に進んでいる印象を受けるのは『KETSUNOPOLIS 8』の存在があったからかなと。
そう考えてみると、大きく舵を切るのは時に必要なんだなと。
私は『ケツノポリス7』がすごい完成度の高さに感じていて、『これ以上のアルバムって出来るのかな?』みたいなことを思ってました。
そこで『KETSUNOPOLIS 8』のようなガラッと雰囲気を変えたアルバムを経由することで、また違う景色が見えた感じ。
このスタンスは私も機会があれば見習いたいですね。
「もうこれ以上はクオリティ上がらないかな」と思った時は、別の景色を見て戻ってくる。
すると、元のオリジナリティは保ちつつ、良い変化を加えることが出来る。
『KETSUNOPOLIS 9』は「音楽って人が作ってるから面白いんだな」と感じさせてくれますね。
では、引き続き、振り返ってベストなアルバムを見つけていきます。
次回は【KETSUNOPOLIS 10】について書いてみましょう。
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